痛みは、どこの部位に限らず辛いものですが、身体のSOSでもあります。疲れやストレス、不摂生、過労、環境因子などが重なり、痛みが進行すると、歩行もままならなくなるほど日常生活に支障をきたします。
漢方では、痛みの原因や性質を分析して痛みの根本原因を探り、改善していきます。
痛みの原因と性質
冷えや湿気で痛む
・寒い日や冷房で痛みが強くなる
・雨の日に重苦しい痛みが出る
血液の滞りで痛む
・痛いところが固定していて刺すような痛み
・痛いところの皮膚が青紫色になる
身体への負荷による痛み
・疲れた時に痛みが増強する
・重い物を持ち上げた時や長時間の同じ姿勢で肩や腰が硬くなる
ストレス・緊張による痛み
・腰、胸脇部、肩がストレスや緊張により痛む
加齢による痛み
・腰や下半身がだるく力が入りにくい
・階段の上り下りや歩行がしにくい
痛み改善には、上記の痛みの原因や性質などを考え合わせた漢方療法が効果的です。